タカラモノ(和田裕美さん著)
こちら読みました☆
一部抜粋
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世の中では、多くの人が大切な人を失い、そのたびに大きな悲しみが生まれているけど、それを乗り越えて生きている人なんかたぶん一人もいない。
みんな悲しみを飲み込んで、一緒に生きているだけなんだ。
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これを読んで、とても心が軽くなった。
〝障害や苦難は乗り越えなきゃいけない〟と思っていたけど、そんなことはないんだ、と。
乗り越えられないこともあるし、
思い出すといつまでも涙してしまうこともある。
そんな自分はダメだ、
じゃなくて、
それでいいんだ。
悲しみは悲しみで、付き合っていけばいいんだ。
もちろん、悲しみを飲み込んで生きるのはしんどい。
でもそれよりも
なんとか無理やり
乗り越えよう
ポジティブに捉えよう
経験として次に生かそう
ってする方がもっとしんどい。
どうしても〝経験して良かった〟とは思えない。
その経験は忘れずに
新しい経験も積みながら
いつか涙を流さなくてもいい日が来るよう
生きていこう。
本によって私は何度救われたことか。
インターネットの先の、顔知らぬ人にこれまでどれだけ助けられたことか。
リアルな人との繋がりを創っていこうとしているけど、
世の中ではインターネットの繋がりについて賛否あるけど、
やっぱり本やネットでの繋がりは私には必要。
一人で泣くのは楽だけど、同時にとてつもなく孤独。
早くここから抜け出して、次は私が誰かの話を聞いてあげられるように強くなろう。