気遣いに、応える

あるお弁当屋さんのお話を聞きました。

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何十年もの老舗のお弁当屋さんが、ついに閉店することに。

料理長であるお母さんがご高齢であることが理由だそうです。

 

「万が一倒れてしまって、それで閉店するんじゃお客さんに心配かける。

だから、元気なうちにお店をたたみたい。」

 

と。

 

ある常連客は、

「閉店の知らせの張り紙を見たときは「本気ですか?」って思わず聞いちゃいました。

とてもさみしい。残念。」

 

「でも、それがお店側の気遣いなら、僕らもそれに応えないと。」

 

 

そしてお店の最終日。

 

常連客から

「お店を閉じたあとは、ゆっくりしてくださいね。

本当にありがとうございました。」

と声をかけれ、

その常連客がお店を去った後に、

涙があふれるお母さん。

 

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「気遣いに、応える。」

 

気遣いいただくと、私はつい"申し訳ない"と思ってしまいがち。もしくは、"ありがたい"。

 

気遣いに応える、という気持ちをこれまで持ってなかったかもしれません。

 

気遣いに応える、かぁ。。。。。

どういうことなんだろう。。。

 

学ぼう。